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介護が必要な方のお風呂のリフォーム

2022.09.01


高齢者や障がい者へのお風呂の介護が必要になった時、お風呂場のリフォームを考えなければならないでしょう。
今回は、介護をするためのお風呂のリフォームについてお話しします。


▼お風呂の危険性
介護が必要な方のお風呂は、細心の注意が必要です。
お風呂場では、衣服の着脱の際や床の滑りやすさなどによる事故が考えられます。
さらに最悪の場合、浴槽で溺れたり、ヒートショックによる心臓への負担といった危険性があります。
お風呂場は家の中で最も事故の危険性の高い場所であるといえるでしょう。


▼お風呂のリフォームを考える
お風呂の介護を考えたリフォームは、手すりを付ける・扉の交換・床の変更・浴槽の交換・暖房の設置などがあります。


■手すりを付ける
手すりを付ける事で、転倒を防ぐことができます。
また、ひとりで介護する場合は、どうしても要介護者の体を支える事ができない場合があります。
滑りやすいお風呂場では、着脱の際や浴槽の中でも手すりがある事でかなり安全性が高まります。


■扉の交換
扉が開き戸の場合、浴槽の中や着脱の空間が圧迫されます。
引き戸にしたり、折り畳み式のドアにする事で空間を広くすることができ、介護しやすくなるでしょう。


■床の変更
浴室の床はどうしても滑りやすくなります。
滑りにくい床にするだけで安定感が増します。


■浴槽の交換
浴槽自体が高い位置にある場合、浴槽に入ることが困難です。
浴槽自体を低くしたり、段差のある浴槽に交換するなどして、介護しやすくなり、安全性も高める事ができるでしょう。


■暖房の設置
冬など着脱時には、高齢の方や心臓に疾患のある方には大きな負担になる可能性があります。
ひとりで着脱できなければ時間もかかり、そのリスクも大きくなってしまいます。
浴室や脱衣所に暖房器具があればそのリスクを軽減できるでしょう。


▼まとめ
要介護者のお風呂介護は細心の注意が必要です。
お風呂のリフォームは、介護者も要介護者も安心してお風呂が楽しめる空間をつくることができます。


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