住宅のリノベーションを考えたとき、耐震補強工事も同時に行うことをオススメします。
今回はリノベーションの際の補強についてお話しします。

▼リノベーションの特徴
リノベーションは、住む人のライフスタイルに合わせて、住みやすい家づくりを実現させます。
家自体の価値を高めることができ、機能性も優れたものにするのがリノベーションとなります。

▼リノベーションで補強する
リノベーションする際、耐震補強にも気を付けなければなりません。
間取りを変更するという事は、それだけ強度が弱まる可能性もあります。
壁を取っ払い、間取り自体を変更してしまう工事の場合、壁の中を見て耐震の強度を確認することができるため、耐震補強もしやすいでしょう。
リノベーションと耐震補強を別で施工してしまうと費用も高くつくため、リノベーションの際は耐震補強もセットで依頼することをオススメします。

▼耐震補強が必要なケース
大きな吹き抜けを作ったり、1階と2階の外壁のバランス、築古物件などのリノベーションをしたことにより、特に耐震補強を考えなければならないケースがあります。

■大きな吹き抜け
リノベーションにより大きな吹き抜けを作った場合、壁の数が減るためどうしても強度は弱まってしまいます。
吹き抜けを作る場合は、強度を保つための補強を考えながらの施工が必要です。

■外壁のバランス
2階部分を増築したり、1階部分の形を変えてしまったりした場合、耐震性に不安があります。
単純に支える部分が減るため、外壁がいびつな形になってしまった場合は耐震補強をするべきでしょう。

■築古物件
築年数が古い物件であれば、リノベーションに限らず耐震補強は常に意識しておかなければなりません。
つまりリノベーションを行う際には必ず補強をしながら施工をすることが重要と言えます。

▼まとめ
住宅をより長く、より良い状態を保つためにはリノベーションも耐震補強も十分に意識しておくと良いでしょう。
リノベーションをお考えであれば耐震補強についてもご相談に応じます。