2021.11.05
「採光」という言葉を聞いたことがありますか?
採光は、家を明るく快適な場所にするためには欠かせないものなんですよ。
今回は、そんな採光についてお話ししていきたいと思います。
▼採光とは
採光とは、建物の中に自然な光を採り入れることを言います。
太陽から来る直射日光の他に、大気中に含まれている水蒸気などから拡散された光、雲の反射でできた光など天空光も含みます。
この採光は、建築基準法で定められている決まりがあるので、少し紹介しますね。
■建築基準法で定められた採光の決まり
建築基準法では、有効採光面積と採光補正係数が定められています。
採光のための窓の大きさや付ける位置、建物が経っている地域などが関係してきます。
▼採光の工夫をしよう
採光の工夫を行う際に、いくつかポイントがあるので見てみましょう。
■窓の位置を高めにする
窓の位置を高めにすることで、自然光が部屋の奥まで入ってきて快適な空間を作ることができます。
また南向きの高い窓の場合は、夏の日差しを抑えることができて、冬は部屋の奥まで光が入ってくるのでポカポカ暖かくなりますよ。
■天窓は北向きに設置する
天窓は、向きによっては夏の暑い時期に直射日光を浴びることになったり、光の量の調節も難しくなってきます。
天窓を設置するなら、柔らかい光が差し込む北向きがおすすめですよ。
▼まとめ
採光は、快適な空間を作り出すだけではなく、インテリアのひとつとして楽しむこともできます。
高さや向きによって、光を遮ったり取り入れたりすることが可能です。
明るさを採り入れながら、自分の好きな採光を工夫してみてくださいね。